子どもの優しい心を育むお話し。金色に輝く王子の銅像は、貧しさに苦しむ
町の人々を見て悲しみます。そこで、ツバメにあるお願いをするのですが…。
読んであげるなら3歳から。自分で読むなら6歳から。
「幸福な王子」は、ワイルドの考えるイエス・キリスト像であるとも言われております。
このお話では、この世的な地位や名誉よりも、この世的に取るに足らないと思われるようなもののなかに、実は一番大切なものがあるんだ、ということを教訓としていただきたいと思います。(あとがきより)
大川咲也加 (再話・解説) (オスカー・ワイルド原作)
幸福の科学出版 2018年8月刊
2018年8月 点訳